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住宅密集地の消防見直し 静岡県内、糸魚川大火教訓に

(2017/3/12 09:28)
春の火災予防運動に合わせ住宅防火調査をする沼津市女性消防団の団員(右)=2日午前、沼津市柳町
春の火災予防運動に合わせ住宅防火調査をする沼津市女性消防団の団員(右)=2日午前、沼津市柳町

 昨年末に新潟県糸魚川市で発生した大規模火災は、強風下や住宅密集地での消火活動への課題を浮き彫りにした。ことし設置された総務省消防庁の有識者検討会は消防力強化に向けた対策素案を示した。こうした動きを踏まえ、県内の消防局や消防本部は初期消火の重要性などを改めて住民に呼び掛けるとともに、大規模火災に備えて警防活動の点検を進めている。
 「消火器や水バケツはありますか」。一軒家などが立ち並ぶ沼津市柳町地区で2日、春の火災予防運動に合わせた駿東伊豆消防本部沼津北消防署による住宅防火調査が行われた。女性消防団員が住宅用火災警報器の設置の有無や自宅での火気の使用状況を尋ねた。調査を受けた同地区の平野君子さん(62)は「火事が起きてもすぐに消火できるよう、消火器を置かなきゃ」と気を引き締めた。
 糸魚川市の大規模火災現場は木造密集地で道路幅が狭く、消防車両が入りにくかったことが消火活動を困難にさせた。さらに強風による飛び火で火災の範囲が広がって消火が追いつかなくなり、出火から約1時間40分後に近隣自治体に応援を要請するなど対応が後手に回った。消火に使う水も民間のミキサー車や海水をくみ上げる大型ポンプも投入せざるを得なかった。

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