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別荘地「防災力」強化へ 伊豆・修善寺ニュータウン自主防

(2016/12/25 11:09)
地域防災訓練で軒先に黄色いハンカチが掲げられているか確認する谷村彦太郎さん=12月4日午前、伊豆市瓜生野
地域防災訓練で軒先に黄色いハンカチが掲げられているか確認する谷村彦太郎さん=12月4日午前、伊豆市瓜生野

 忙しい日常生活から解放され、誰にも邪魔されないくつろぎの時間を過ごせる別荘。もし別荘にいる時に巨大地震や台風など大災害に遭遇したら―。地域とのつながりを持たない別荘利用者はどう対応すればいいのか。地元住民でつくる伊豆市の修善寺ニュータウン自主防災会は、防災という切り口で別荘居住者とも地域のつながりをつくり、大災害時に一人でも多くの人を救おうと励んでいる。取り組みを追った。
 静岡県内各地で地域防災訓練が行われた4日午前。伊豆市の修善寺ニュータウン自主防災会の谷村彦太郎会長(59)は地区を巡回し、防災訓練の安否確認の印として軒先に掲げられた黄色いハンカチを一軒一軒チェックしていた。
 修善寺ニュータウンは約50年前に別荘地として開発された地区で東西約2キロ、南北約1キロに広がる。現在約700戸。そのうち約半数は別荘になっている。
 別荘を利用するほとんどの人が自治会に未加入なため、地域での別荘利用者とのつながりは課題。防災訓練などイベントに限らず市から発する防災情報は自治会を通じて発信することが多く、自治会未加入で住民のつながりが希薄だと情報は伝わりにくいという。
 命に関わる防災ならば、地域のつながりができる―。同自主防災会は2015年5月、改正災害対策基本法で創設された「地区防災計画」を策定する内閣府のモデル地区に応募し、16年度から計画策定作業に入った。計画は地域防災力の向上と地域コミュニティーの維持、活性化が目的で、平常時や災害時の行動指針などをまとめる予定。同時に防災台帳も作成し、各世帯の情報も収集している。

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