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小中学生ら防災キャンプ 地域防災の担い手育成に力

(2016/8/28 10:10)
避難所になる体育館で段ボール箱を組み立てて居住スペースを作る児童たち=8月6日午後、沼津市立西浦小
避難所になる体育館で段ボール箱を組み立てて居住スペースを作る児童たち=8月6日午後、沼津市立西浦小

 夏休みを利用し、防災の知識を学び避難所生活を体験する「防災キャンプ」が、静岡県内の小中学校などで広く開かれた。地域の防災力向上に加え、大規模災害時に若者に地域防災の担い手として活躍してもらう狙いがある。専門家は「地域のコミュニティーの形成にも非常に重要」と期待を寄せている。
 打ち上げ花火の音が響いた午後8時ごろ、沼津市立西浦小の体育館では、子供たちが段ボール箱を組み立てて居住スペースを作っていた。
 同校の地域ボランティアなどでつくる「防災本舗」(浜口恭彦代表)は昨年に続き、8月6日から1泊2日の日程で防災キャンプを開いた。同校の児童30人が大規模災害に対する心構えを学び、校内や通学路などを歩いて危険箇所を確認しながらハザードマップを作成したほか、災害時には避難所になる体育館で非常食を食べたり、段ボール箱で作った居住スペースで一夜を過ごしたりした。
 6年生の長男竜君(12)が参加した農家の海瀬哲明さん(47)=同市西浦河内=は「避難所で1泊を過ごす防災キャンプは、夏休みだから気軽にできる」と話し、「いざという時のために、いろいろ学んでほしい」と話した。浜口代表は「避難所生活の不便さなどを学んでもらい、今後の防災対策に生かすステップにしてもらえれば」と考える。

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