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プレジャーボート 災害対策に活用 浜名湖のマリーナ関係団体

(2016/7/24 11:15)
防災桟橋を備えた公共マリーナで行われた津波対策訓練=21日午前、湖西市
防災桟橋を備えた公共マリーナで行われた津波対策訓練=21日午前、湖西市
浜名湖の公共アリーナ
浜名湖の公共アリーナ

 浜名湖に係留されているプレジャーボートを災害対策に活用する取り組みが進んでいる。浜名湖上を横断する国道1号やJR東海道線などが地震の揺れや津波で不通になる事態を想定し、救援物資やけが人をボートで運ぶ構想。公共マリーナを管理する浜名湖総合環境財団と県マリーナ協会西部支部など関係団体は発災時の水上支援のネットワーク化に向けて協議を始めた。県や沿岸市を交えて、年内の覚書締結を目指している。
 21日に入出公共マリーナ(湖西市)で行われた湖西署と市消防本部の津波対策訓練。警備艇や救命ボートを使い、漂流者を捜索・救助する一連の活動に、財団のパトロール艇も参加した。財団の徳田晴紀常務理事は「いざというとき、ボートの機動力は必ず生かせる。湖岸に点在する公共マリーナを救援の起点にできる」と力を込める。
 ネットワーク化が実現すれば、浜名湖上の道路や鉄道が被害を受けて分断されても、水上交通で浜松市側と湖西市側を往復して傷病者を救出したり、食料や医薬品を届けたりすることが可能になる。陸路で浜名湖の北岸を回り込む必要がないため、大幅な時間短縮も期待できる。
 浜名湖には、公共と民間を合わせて30カ所以上のマリーナがある。財団は、傷病者や資機材を円滑に湖上から陸上に運べるように改良した「防災桟橋」が整備されている入出(湖西市)や三ケ日(浜松市北区)など公共マリーナ5カ所を災害時の拠点にする考え。

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