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探査船「ちきゅう」、進捗は4~5割 地震プレート掘削

(2019/1/16 08:15)

 海洋研究開発機構(JAMSTEC)は15日、地球深部探査船「ちきゅう」による南海トラフ地震発生帯掘削プロジェクトの進捗(しんちょく)説明会を都内で開いた。倉本真一地球深部探査センター長は現在の進捗度合いを「4~5割」と説明し、当初の計画より遅れていることを明らかにした。一方で「これから掘進速度が上がる」として、計画通り3月上旬までにプレート境界への到達を目指すとした。
 ちきゅうは2018年10月10日に清水港を出港し、紀伊半島沖の熊野灘で、初めて海底下5200メートル付近にあるプレート境界到達を目指して掘削調査を進めている。
 倉本センター長は同年12月7日に、科学掘削では世界最高記録となる海底下3262・5メートルまで到達したことを報告。ただ、もろい地質構造の地層で掘削孔が崩れるなどして、掘り直しを重ねたため、「想定よりも時間がかかっている」とした。
 当初の計画では、1月中旬に海底下4500~3700メートルまで進む予定だったが、13日時点で2912・5メートルにとどまっている。倉本センター長は深くまで進めば地質が硬くなり、掘削ペースを上げられるとの見通しを示した。3月21日に清水港に帰港する計画は変更しないとした。

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