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防災教育充実へ民間の力 12月、浜松に新施設

(2018/11/20 17:00)
12月1日にオープンし、民間2団体が運営する浜松市防災学習センター=同市中区
12月1日にオープンし、民間2団体が運営する浜松市防災学習センター=同市中区
浜松市防災学習センター(旧市立北小)
浜松市防災学習センター(旧市立北小)

 浜松市は12月1日、県内の防災学習施設では珍しい指定管理者方式の防災学習センターを中区山下町に開設する。防災教育に力を注ぐ子育て支援NPO法人が被災地支援などで培った知見で学習プログラムを更新し、内容のレベルアップも図る。防潮堤などへの見学バスを運行できる遠州鉄道グループ会社と共同運営し、民間団体ならではの発想や機動力を生かした施設を目指す。
 センターは旧市立北小校舎を改修して開設する。入場無料で年間1万2千人の来館を目指す。地域の災害特性を学べるよう、地形模型に映像を投影するプロジェクションマッピングなど先端技術を駆使した展示も設ける。
 小中学生などに災害から身を守る実践的な行動を学んでもらうのが最大の目的。学習プログラムを段階的に入れ替え、繰り返し来館してもらうことで市民の防災力向上を図る。
 センターを運営する同区の認定NPO法人は、「はままつ子育てネットワークぴっぴ」。県内外で小学生向けの防災講座を実施し、災害時に何を持って逃げるか考えるゲームや、限られた材料で作る料理体験などを通じて指導してきた。
 同NPO法人の原田博子理事長は「アレルギーや障害のある子どももいる。災害時は地域のつながりと助け合いが一番大事なことを学んでほしい」と意気込む。親交のある静岡大や常葉大の研究者にも協力を呼び掛ける。
 ぴっぴとともに運営に当たる同区のビル管理会社「遠鉄アシスト」は、県西部で13施設の指定管理者を担うノウハウと、バスも運行する遠鉄グループの強みを生かす。市内の防潮堤など館外の防災関連施設の見学ツアーと組み合わせられるように専用バスを導入するほか、鉄道やバスの車内広告などでもセンターをPRしていく。
 市危機管理課は「民間には行政にない知見がある。両団体に強みを発揮してもらえれば」と期待している。

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