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宿泊施設に福祉避難所 下田、静岡県内初の設置訓練

(2018/10/17 07:46)
移送されてきた要介護避難者に配慮事項などを聞き取る県災害派遣福祉チームの人員(左)=16日午後、下田市の旅館「清流荘」
移送されてきた要介護避難者に配慮事項などを聞き取る県災害派遣福祉チームの人員(左)=16日午後、下田市の旅館「清流荘」

 震度6弱の南海トラフ地震が発生したとの想定で、下田市などは16日、宿泊施設を活用した福祉避難所の設置訓練を市内の旅館「清流荘」で実施した。県によると、行政が宿泊施設と連携して災害訓練を行うのは県内で初めて。
 観光地の伊豆半島・賀茂地域には、市内を中心に宿泊施設が多数ある。市は環境に配慮された宿泊施設を、災害時に要介護者などを対象にした福祉避難所として活用しようと、市内の旅館や民宿でつくる下田温泉旅館協同組合(18軒)と2016年4月に協定を締結した。県は「賀茂モデル」と名付け、伊豆半島全域や富士山、浜名湖の周辺市町へ広めていきたいとしている。
 熊本地震などでは実際に宿泊施設を避難所として活用するケースもあり、県の担当者は「災害時には、多くの人が落ち着いた環境を求めている。福祉避難所の拡充につながる」と期待する。
 福祉避難所は主に乳児や妊婦、知的障害者などの要介護者が対象。発生から2、3日後に一時避難所において環境的配慮が必要と判断された場合のみ移送される。
 今回の訓練には、県と同地域の市町職員ら約30人が参加。旅館従業員や県災害派遣福祉チームが受け入れまでの流れや体制を確認した。

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