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災害医療、地域ぐるみで 静岡県総合防災訓練

(2018/9/3 09:44)
市立葵小で行われた模擬患者のトリアージ訓練=2日午前、静岡市葵区
市立葵小で行われた模擬患者のトリアージ訓練=2日午前、静岡市葵区

 災害拠点病院5施設と救護病院6施設が集中する静岡市。大規模地震時に、通院・入院する患者の治療を継続しながら、多数の負傷者にどう対応するか。同市で2日に行われた市・県総合防災訓練では、患者の治療や搬送、インフラの備えなどの訓練を通じて、医療機関の関係者や地域住民が課題を見つめ直した。
 「オペ室の空きどうですか。受け入れできますか」。災害拠点病院の県立総合病院(静岡市葵区)では、入院患者の状態などを確認しながら、次々に寄せられる負傷者の受け入れ要請に対応する訓練を行った。断水などにより透析治療ができなくなった市内の患者を、しずてつジャストラインのバスを利用して県外の医療機関に搬送する手順も確かめた。森典子副院長(腎臓内科)は「透析治療を受ける患者は市内に2千人以上いる。誰がどの病院に行くのかなど情報の整理をきちんとやらなければいけない」を気を引き締めた。
 県災害派遣精神医療チーム(静岡DPAT)などは、溝口病院(同区)が被災した想定で、県立こころの医療センター(同区)に患者を移送する訓練を行った。同センターに模擬患者が到着すると、体育館で職員が名前や症状を聞き取り、状態別に誘導した。愛知県のチームを加えた初めての訓練で、同センターの鈴木健一医師は「慣れるために訓練を重ねる必要がある」と見据えた。

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