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ブロック塀、安全へ5項目 静岡県推奨 一般民家も点検を

(2018/7/8 11:00)
セルフチェックシート
セルフチェックシート

 6月18日に発生した大阪北部地震では、倒壊したブロック塀の下敷きになり女児と80代の男性が亡くなった。本県でも公共施設にあるブロック塀の緊急点検が行われているが、一般民家にも安全性に問題があるブロック塀は数多く存在する。県建築安全推進課が推奨しているブロック塀の点検方法を紹介する。
 点検は5項目。塀の高さは、地面から2メートル以下が望ましい。左右で地面の高さに差がある場合は低い地面から測り、側溝に沿った場所にある場合は側溝の底から測る。
 塀を支えて倒壊を防ぐ「控え壁」があるか確認する。塀の長さ3・2メートル(ブロック8個分)以下ごとに設置し、長さは40センチ以上あることが条件だ。
 老朽化による傾きやひび割れがないかも調べる。特に建設から10年以上たっている塀は、雨水などの影響で鉄筋がさびている可能性が高く、鉄筋が入っている場所に沿って茶色に変色していないか注意して観察する。
 鉄筋の有無と、基礎が地面から30センチ以上根入れされているかの点検は、専門家や施工者の協力を得て行う。
 5項目のうち、一つでも不適合があった場合は撤去、または改修する必要がある。県は「危険なブロック塀は改善しても十分に安全性を確保することが難しい」とし、高さを60センチ以下にしたり、生け垣や金属製フェンスなどへ造り替えたりすることを推奨している。また、石を積み重ねた「石塀」は中に鉄筋を入れることができないため、ブロック塀よりも危険という。
 無償でブロック塀の点検を行う日本エクステリア建設業協会県支部によると、大阪北部地震後、問い合わせが急増している。担当者は「自宅のブロック塀が安全かどうか、いま一度確認してほしい」と呼び掛けている。
 問い合わせは同協会<電054(206)2140>へ。

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