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構造物耐震を緊急調査へ 静岡県教委など、大阪北部地震受け

(2018/6/19 08:03)

 大阪府で震度6弱、静岡県内でも菊川市などで震度3を観測した18日の地震では、同府高槻市の小学校のブロック塀が道路に倒れ、女児(9)が犠牲になった。県教委と静岡、浜松両市教委はこの地震を受け、小中学校や高校、特別支援学校を対象に、ブロック塀などの構造物の耐震性に関する緊急調査を行う方針を決めた。
 県教委によると、県立学校は以前より敷地内のブロック塀の補強や撤去に取り組んでいるが、学校における建物以外の構造物については耐震化率などのデータがないという。県教委財務課は「市町の小中学校に調査するよう通達すると同時に、県立学校も改めて点検して現状を確認する」としている。
 静岡市教委は所管する全学校を対象に、一斉点検を実施する。ブロック塀やフェンスなどの状況を確認するとともに、耐震化などの必要があれば補強、修繕する。浜松市教委も管轄する全学校で、倒壊の危険性のある構造物の有無を調べる。
 ブロック塀の倒壊で大きな被害が出たのは1978年の宮城県沖地震。県内では2009年8月に発生した駿河湾地震でブロック塀が200カ所以上崩壊した。11年3月の県東部の地震でも多くのブロック塀が倒れた。
 岩田孝仁静岡大防災総合センター長は「地震の度に同じ問題が繰り返されている。ブロック塀の撤去は早急に進めるべき」と指摘。通学路沿いの一般家庭のブロック塀についても「行政の補助制度を利用して取り除いてほしい」と強調した。

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