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防災情報、事前に生かす鍵は 静岡でワークショップ

(2018/2/3 07:30)
南海トラフ地震に備えた事前対応などをテーマに意見を交わしたワークショップ=2日午後、静岡市葵区のしずぎんホールユーフォニア
南海トラフ地震に備えた事前対応などをテーマに意見を交わしたワークショップ=2日午後、静岡市葵区のしずぎんホールユーフォニア

 静岡県立大グローバル地域センターは2日、南海トラフ地震の事前対応を考えるワークショップ「地震予測の現状と防災情報を生かすには」(県、静岡大防災総合センター、東海大海洋研究所、静岡新聞社・静岡放送共催)を静岡市葵区で開いた。地震学者や医療福祉関係者ら8人が不確実な地震発生予測を基にした事前対応の在り方について意見交換した。
 平田直東京大地震研究所教授、長尾年恭東海大海洋研究所教授、関谷直也東京大大学院情報学環特任准教授、岩田孝仁静岡大防災総合センター教授が講演し、外岡達朗県危機管理監、静岡広野病院の田宮健院長、焼津市で高齢者福祉施設などを経営する「池ちゃん家・ドリームケア」の池谷千尋社長を交えてパネル討論を行った。
 登壇者からは警戒宣言に代わる「地震防災警戒レベル(仮称)」の導入や観測データ閲覧サイトの一元化などが提案されたほか、地震発生予測の不確実さについて市民が共通認識を持つことや、実際の行動につながる情報を出す大切さ、BCP(事業継続計画)の活用などの意見が出た。
 県立大グローバル地域センターの楠城一嘉地震予知部門総括・特任准教授は「皆でいろいろ話すことが大事だとあらためて感じた」と振り返り、「まずは第一歩を踏み出せた。各地で同じような議論が始まってくれればうれしい」と期待した。
 約250人が聴講した。当日の動画や資料は県立大グローバル地域センターのホームページで公開する予定。

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