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静岡県が防潮堤一部かさ上げ 浜松沿岸部、市と協議

(2018/1/30 17:05)
防潮堤かさ上げ区間
防潮堤かさ上げ区間
防潮堤建設が進む浜松市沿岸部。手前の馬込川河口西岸付近でかさ上げが検討されている=27日、浜松市南区(静岡新聞社ヘリ「ジェリコ1号」から)
防潮堤建設が進む浜松市沿岸部。手前の馬込川河口西岸付近でかさ上げが検討されている=27日、浜松市南区(静岡新聞社ヘリ「ジェリコ1号」から)

 静岡県が一条工務店からの寄付300億円を活用して浜松市沿岸で整備している防潮堤(全長17・5キロ)について、県と同市が2018年度と19年度の予算で一部区間をかさ上げする方向で協議していることが30日までの関係者への取材で分かった。現在、一律13メートルの高さで防潮堤を造成しているが、最大津波高が13メートルを超えると想定される区間を14~15メートルにかさ上げする。
 対象区間は、馬込川河口西側の中田島工区と、篠原工区の一部の計約7・3キロ。南海トラフ巨大地震を前提にした県第4次地震被害想定では中田島砂丘周辺を中心に最大津波高が14~15メートルに達する地域があり、着工当初から地元からかさ上げの要望が上がっていた。かさ上げされれば、宅地の浸水被害がさらに低減すると試算されている。
 浜松市沿岸の防潮堤完成時期は19年度末を予定し、県、市は完成まで残り2年間でかさ上げに関する予算措置を講じる方針。
 県内の沿岸域では、県が発生頻度100~150年に1度のレベル1津波に対応した防潮堤整備を進め、レベル1を超える津波への対応は各市町が主体とされている。このため、20億円半ば程度が見込まれる経費は一条工務店の寄付とは別に、市側が応分の負担をする方向で調整しているとみられる。

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