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避難所、行かない選択も 静岡県検討委「生活継続」重要性を強調

(2017/11/15 08:02)
初回会合で確認した「避難所のあり方」
初回会合で確認した「避難所のあり方」

 熊本地震などの教訓を踏まえた避難所運営マニュアル改訂のために県が設置した「県避難所のあり方検討委員会」の第2回会合が14日、県庁で開かれた。事前に備えることで発災後も避難所に行かず原則的に自宅で暮らす「在宅生活継続」が重要であることや、時系列に沿った仕事内容の説明などを盛り込んだ改訂素案を県が示し、委員が意見交換した。
 改訂素案は8月の初回会合を反映してまとめた。車中泊やペットとの共存、女性への配慮などを詳しく盛り込んだほか、避難所の円滑運営に役立つ「避難所立ち上げチェックリスト」を記載したり、発災から再建までの多様な避難生活の流れをイラストで分かりやすく紹介したりと、随所に工夫を施した。
 委員長の重川希志依常葉大教授は「本来避難所はしんどい所なので、極力行かないほうがいいことを基本に据えたほうがいい」と指摘。在宅生活継続や縁故避難、車中泊避難など多様な避難者や避難生活があることを強調し、「避難所運営マニュアルとはいえ、避難生活の考え方自体をガイドライン的に整理して県民にあらためて示すことで全国でも先進的な取り組みになる」と話した。
 重川委員長など複数委員の提案を受け、県は改訂素案を避難生活のガイドライン的な部分と運営マニュアル部分に分冊する方針を示した。マニュアルは来年1月に予定する次回会合で最終案をとりまとめ、年度内に印刷・製本して各自主防災組織への配布を目指す。

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