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防潮堤かさ上げ「当面せず」 伊東市海岸沿い10地区

(2017/11/9 08:07)

 伊東市の海岸沿い10地区で津波対策を検討してきた県熱海土木事務所と同市は8日、防潮堤のかさ上げについて全ての地区で「当面行わない」などとする方針を公表した。かさ上げによる観光や漁業への悪影響を懸念する意見が多く、ソフト面重視に切り替えた対策の強化を図る。
 2015年から各地区で4回ずつ開いた協議会の内容を踏まえた。当初はかさ上げを要望する意見も出たが、海の眺望の阻害や船着き場の使い勝手の悪化などを心配する声が根強く、「かさ上げは現実的ではない」との考え方が主流になったという。
 ソフト面では避難路の整備を求める声が多かった。階段の補修や手すりの設置、夜間照明の整備などを進める。避難タワーの建設や護岸改良に向けた検討も行う。
 同事務所などは熱海市の6地区でも協議会を開き、網代を除く5地区の津波対策を10月に公表。うち熱海中心部と多賀の2地区では、防潮堤のかさ上げと胸壁の新設を進める方針に決まった。
 同事務所の北川裕人専門監は「活発な議論から多くの住民意見が集まった。今後は事業の実施に向けて動いていく」と話す。

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