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自然災害の研究成果発表 静岡で中部地区集会

(2017/3/5 08:32)
研究成果を発表する日本気象協会の本田彰さん=4日午前、静岡市葵区の静岡県地震防災センター
研究成果を発表する日本気象協会の本田彰さん=4日午前、静岡市葵区の静岡県地震防災センター

 自然災害科学中部地区研究集会が4日、静岡市葵区の静岡県地震防災センターで開かれた。静岡大防災総合センターと県が連携して実施する「ふじのくに防災フェロー養成講座」の講座生をはじめ、研究者や技術者らが成果を発表した。
 同講座生の大石優さんは、焼津市の鰯ケ島地区で実施した津波堆積物調査の結果から、同地域で歴史地震時に海底地滑りが起きた可能性を提示した。
 同市付近の海底地滑りについては、北村晃寿静岡大教授も調査を進めている。大石さんは北村教授の研究成果を踏まえ、887年の仁和地震と1498年の明応地震で海底地滑りが発生したという解釈を示し、「海底地滑りは再発性があり、防災上、実態解明が重要」と指摘した。
 日本気象協会の本田彰さんは本県を事例に大雨警報のタイミングについて研究した。2010年から5年半のデータで解析雨量が警報基準を超えた事例を調べ、大雨警報発表前と発表から1時間以内の事例の合計が全体の65%を占めたことから、警報発表から避難までの時間を確保する必要性を強調した。

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