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静岡県内、留学生の安否確認 NZ銃乱射テロ

(2019/3/16 07:35)

 ニュージーランド南島クライストチャーチで15日に発生した銃乱射テロを受け、現地に留学している生徒がいる県内の学校では教員らが安否確認や情報収集に追われた。県によると、これまでに県内関係者の被害は確認されていない。同国の都市と姉妹都市提携を結ぶ自治体も派遣事業を計画通り実施する方向で、大きな影響はないもようだ。
 生徒7人がクライストチャーチの学校に留学している静岡サレジオ中(静岡市清水区)は同日中に全員の無事を確認した。いずれも3年生で、事件現場から4、5キロ圏内の学校を含む6校に分かれて通っているという。
 同日正午ごろに現地から事件発生の連絡を受けた。生徒は安全が確認できるまで学校で待機し、下校許可が出た後にホストファミリーらの迎えで帰宅した。
 同校は今後も留学を継続する方向で現地の学校などと調整している。担当者は「ニュージーランドへの留学は10年ほど実施しているが、こんな事件は初めて。生徒に大きな混乱がなくて良かった」と胸をなで下ろした。
 三島市は21日から9日間、同国北島の姉妹都市ニュープリマスに中高生10人を派遣する予定。現時点では計画通りに事業を実施するという。市地域協働・安全課の池田智美課長は「今後も現地の動向を見て対応を検討する。ホストファミリーの協力も得ながら、研修生の安全確保に努めたい」と話した。
 県観光政策課は大手旅行会社7社の支店や旅行業協会などを通じ、クライストチャーチへの渡航者がいないかどうか確認作業を急いだ。
 県企業立地推進課によると、ニュージーランドに進出している県内企業は2社(2018年4月時点)。進出拠点はクライストチャーチから離れているとみられ、被害などの連絡はないもよう。

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