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梅原猛さん死去、静岡県とゆかり深く 日本平の石碑に揮毫

(2019/1/15 07:48)
日本平に建てた石碑に揮毫した梅原猛さん(右)=2015年6月22日、静岡市清水区
日本平に建てた石碑に揮毫した梅原猛さん(右)=2015年6月22日、静岡市清水区

 12日死去した梅原猛さんは、静岡県の有識者会議の最高顧問を務めるなど本県ともゆかりが深かった。川勝平太知事の求めに応じ2010年、県が県政の重要課題への提言を得るため設置した県リーディング・アドバイザーの最高顧問に就任。14年には、富士山世界遺産登録1周年を記念して設立された「富士の国づくり推進会議」の最高顧問に就いた。
 県内でたびたび講演し、日本文化の思想などについて説いた。世界遺産登録1周年の記念講演で「富士山は神の山であり、日本には環境を守る国としての伝統がある」と述べ、環境問題で日本が世界をリードしていくことの重要性を訴えた。
 県が15年に世界遺産登録2周年を記念し、静岡市清水区の日本平に建てた石碑には梅原さんの揮毫(きごう)による「草木国土悉皆(しっかい)成仏」と「国土は富士なり」の文字が刻まれている。梅原さんは11年に同市で行った講演で「草木も自然も全て成仏できるという草木国土悉皆成仏の思想こそ、日本文化の本質をなすと確信した」と語っている。
 18年11月、石碑の隣に展望施設「日本平夢テラス」が開館した際の式典で川勝知事は、石碑の文字の内容を紹介し、富士山を日本の象徴ととらえた梅原さんの思想に敬意を表した。

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