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石積み崩落、登山道覆う 富士山須走口山頂、積雪で全容把握困難

(2018/12/21 07:54)
石積みが崩落した現場。大量の石が登山道を覆っている=10月上旬、富士山頂付近(富士山奥宮境内地使用者組合提供)
石積みが崩落した現場。大量の石が登山道を覆っている=10月上旬、富士山頂付近(富士山奥宮境内地使用者組合提供)

 静岡、山梨両県と環境省などで構成する「富士山における適正利用推進協議会」は20日、2018年度1回目の会合を山梨県富士吉田市内で開いた。富士山須走口(山梨・吉田口)登山道の山頂直下で今夏の閉山後、登山道上に石積みの崩落が起きたことを報告した。積雪で現場の状況が正確に把握できておらず、冬季閉鎖中の現時点で復旧のめどは立っていない。
 崩落は山頂の久須志神社の付近で発生。崩れた石積みは同神社や山小屋など山頂の建物を造成する際の基礎部分に当たり、登山者の安全性確保のために道中の各山小屋にも設けられている。
 登山者から登山道上に溶岩石が堆積しているとの報告があったのは10月初旬。一報を受けた関係者が現場を写真撮影したが、同17日に本格的な調査をしようとした際には、1メートルほどの積雪で確認できなかったという。関係機関が協議して復旧方法など対策を練っているが、来春の雪解け後の現地確認が必要で、復旧時期などは定まっていない。
 富士山奥宮境内地使用者組合の宮崎善旦組合長によると、小規模な崩落は過去に何度も発生していて、その度に積み重ね直しているという。原因として続けて襲来した台風24、25号の可能性を指摘し、「ここ50年はない大規模な崩落と思われる。来春の雪解けを待ち、(2019年)7月の開山までに間に合わせたい」と話した。

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