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あおり運転の摘発4倍超 静岡県内、1~8月

(2018/10/12 17:00)

 高速道路で前方の車との車間距離を詰めすぎたなどとして、静岡県警が1~8月に道交法違反の車間距離不保持で摘発したのは857件に上り、昨年同期の189件から4倍以上に増えたことが12日、県警のまとめで分かった。あおり運転の取り締まりを強化したのに加え、社会的関心の高まりから通報件数が増えたことも影響したとみられる。
 あおり運転を巡っては、昨年6月に神奈川県大井町の東名高速道で、無理やり追い越し車線に停止させられた静岡市清水区の夫婦が死亡する事故が発生。その後も、各地であおり運転絡みのトラブルが相次いだ。
 こうした事態を踏まえ、警察庁は今年1月、悪質で危険な運転に対し、法令を駆使して徹底した捜査を行うよう各都道府県警に指示した。
 6月1~7日には全国の高速道路で一斉取り締まりを展開。東名と新東名の2本の高速道を抱える静岡県警はヘリコプターを投入した「空陸一体」の取り締まりを行ったほか、独自に同月30日までを抑止対策強化期間と位置付け、悪質な運転に目を光らせた。
 県警は「あおり運転は今後も厳しく取り締まる。ゆとりを持った運転を心掛けてほしい」としている。
 一方、全国の警察が1~6月に車間距離不保持で摘発したのは6130件に上り、昨年同期の3057件から倍増した。都道府県警別で見ると、最多は兵庫の915件。愛知が714件、静岡が654件などと続いた。
 道交法違反以外に、割り込みや急ブレーキといった危険なあおり運転に対して暴行容疑などを適用し、逮捕したケースもあった。
 警察庁の集計によると、高速道路での道交法違反の摘発件数は、あおり運転関連を含めて全体で32万2件。このうち、速度違反(40キロ未満)が15万3234件と最も多かった。

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