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前市長市政の土地取引検証 市議会で伊東市が方針

(2018/6/19 17:31)

 伊東市のホテル跡地(同市桜木町)売買を巡る贈収賄事件で、前市長(71)が収賄容疑で警視庁と県警に逮捕されたことを受け、市は19日の市議会6月定例会で、容疑者の在任期間中の土地取引などを独自に検証する考えを明らかにした。若山克副市長が犬飼このり氏の一般質問に答えた。
 若山副市長によると、前市長の在任当時の土地取引の検証については近く具体的な検討を始める予定。検証には第三者に加わってもらうことも視野に入れているという。このほか、若山副市長は、市が土地を取得する際に複数部署が調査、検証する手順などを記した再発防止マニュアルを策定する方針も示した。
 容疑者は2015年、市が同跡地を購入した取引に関し、便宜を図った謝礼として、所有者の建設・不動産会社社長から現金を受け取ったとされる。一部市議からは、容疑者が在任時の他の土地取引などに関しても疑問視する声が出ている。

 ■架空契約で仲介者に1000万円 贈賄容疑者
 伊東市のホテル跡地売買を巡り、前市長(71)が収賄容疑で逮捕された事件で、建設・不動産会社社長の男(47)=贈賄容疑で逮捕=が、会社員の男(50)=収賄ほう助容疑で逮捕=と架空の契約を結び、取引の仲介料名目で1千万円以上を支払っていたことが19日、関係者への取材で分かった。
 会社員の男は受け取った金のうち、現金約1千万円を2015年8月下旬と9月上旬、約500万円ずつに分けて容疑者に手渡した。会社員の男を介することで賄賂であることを隠そうとした可能性もある。警視庁捜査2課は当時のやりとりを詳しく調べている。
 関係者によると、10年に廃業したホテル跡地を、建設・不動産会社が14年に競売により約4800万円で取得。建物を解体して更地にした後、市が15年7月、2億500万円で購入した。会社社長の男は市から代金を受け取った後、実際には取引に関わっていなかった会社員の男に仲介料名目で金を支払った。

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