静岡新聞NEWS

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

リニア工事、全量回復「ポンプ設置」 JR東海社長、検討表明

(2018/6/14 07:35)

 JR東海の金子慎社長は13日の定例記者会見で、リニア中央新幹線南アルプストンネル工事に伴う大井川の流量減少問題に絡み、トンネル湧水の全量を川に戻すポンプの設置を検討していると明らかにした。静岡県が求める大井川流量の「全量回復」に一定の譲歩を示した格好。金子社長は「県をはじめ、利水者に説明を始めたところ。良い形で工事を進めたい」と強調した。
 同社によると、静岡と山梨の県境トンネル内にポンプを設ける。掘削中は発生する湧水の排出に使用し、トンネル完成後は湧水をくみ上げ大井川に戻す。今月、JR側から県に流量減少対策の骨子として提案したという。ただ、提案は渇水期のみのポンプアップを想定し、常時くみ上げはしない方針。
 南アルプストンネルの静岡工区(静岡市葵区)は、大井川の環境保全を巡りJR東海と県の考え方に隔たりがあることから、2027年開業を目指すリニア中央新幹線東京・品川-名古屋間で唯一、未着工になっている。

静岡社会の記事一覧

ニュースアクセスランキング

  • 読み込み中です・・・
静岡新聞データベース

SBSテレビチャンネル

YouTube
こどもみらいプロジェクト「おやこアットエス」
静岡新聞SBSスクープ投稿
静岡新聞モバイルサイト