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新東名、人身事故4割減 110キロ試行半年 速度差起因はゼロ

(2018/5/11 07:47)
110キロ試行区間の交通事故発生状況
110キロ試行区間の交通事故発生状況

 静岡県警は10日、昨年11月から新東名高速道の最高速度が試験的に時速110キロに引き上げられた新静岡―森掛川インターチェンジ(IC)で半年間に発生した人身事故は13件で、前年同期に比べ4割減ったと発表した。物損事故は11件増の88件。実勢速度は試行前とほぼ変わらず、速度差に起因する事故の発生もなかったという。
 県警は少なくとも1年間は試行を続け、警察庁などと対象区間の拡大や速度のさらなる引き上げが可能かどうか協議する。担当者は「まだ半年。夏の行楽期には交通の流れが変わるため、引き続き交通実態を見極めたい」と述べた。
 3月に掛川市で大型トラックが渋滞中の車列に追突した死亡事故をはじめ、事故原因の大半は前方不注意と安全不確認が占めた。
 試行区間の交通違反取り締まりは約2460件。追い越し車線を走り続ける通行帯違反が最多の約1300件で、速度超過が約850件で続いた。「あおり運転」を含む車間距離不保持違反は約40件、大型車両の指定通行帯違反は2件だった。
 中日本高速道路の調査では、試行区間の実勢速度は左端の第1通行帯が上り92キロ、下り88キロ、第2通行帯が上り104キロ、下り102キロ、右端の第3通行帯が上り119キロ、下り118キロでいずれも試行前とほぼ同じだった。交通量は下りで約7%、上りで約2%増えた。県警は「必ずしも110キロで走る必要はない。交通環境に応じて安全な速度を選択して」と呼び掛ける。

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