静岡新聞NEWS

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

清水港の火発建設計画中止 JXTGエネルギー発表

(2018/3/27 16:00)

 静岡市清水区の液化天然ガス(LNG)火力発電所の建設計画を中断している石油元売り大手JXTGエネルギー(東京都)は27日、計画を中止することを発表した。景観への影響や環境悪化を理由に地元で反対運動が起きていたことに加え、川勝平太知事、田辺信宏静岡市長から計画の再考を求める声が上がっていた。
 同社は「計画の見直しにさらなる時間を要することから、事業性の確保が困難と判断した」としている。
 建設計画は2015年1月に表面化し、準備会社が建設に必要な環境影響評価(アセスメント)の手続きを進めていた。しかし、地元の理解を得られていないとして17年9月に手続きの延期を発表。その後、発電所建設を前提に遊休地の一部を緑化する案などを地元経済界に示し計画続行に意欲を見せていたが、理解を得るまでには至らなかった。
 計画では、18年着工、22年運転開始を目指し、清水港に面した遊休地に計110万キロワットの発電所を設置するとしていた。準備会社にはJXTG社のほか、静岡ガスと清水建設も出資していた。
 計画を巡っては、川勝知事が17年7月の県議会で反対姿勢を示し、同年8月には地元の田辺市長が「市が目指すまちづくりの方向性と一致しない」と事業者に計画の再考を求めていた。

静岡社会の記事一覧

ニュースアクセスランキング

  • 読み込み中です・・・
静岡新聞データベース

SBSテレビチャンネル

YouTube
こどもみらいプロジェクト「おやこアットエス」
静岡新聞SBSスクープ投稿
静岡新聞モバイルサイト