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不明乗員の捜索断念 空自浜松ヘリ墜落、手掛かり見つからず

(2017/12/14 07:45)

 航空自衛隊浜松基地(浜松市西区)所属のUH60J救難ヘリコプターが10月17日に同市沖合の遠州灘に墜落し、乗員4人が行方不明になった事故で、空自は13日、捜索を終了したと発表した。乗員4人のうち3人の死亡が確認され、残る1人は見つかっていないが、発見につながる手がかりはないなどとして、捜索を断念した。
 空自によると、11月2日から墜落現場付近の水深約700メートルの海底での捜索を続けてきたが、行方不明の乗員の手掛かりが見つからず、発見の可能性は低いと判断した。海底には機体天井部分も残ったままになっているが、空自は「気象条件なども考慮し、海底に散在している機体や部品の全てを引き揚げることは困難」と説明した。フライトレコーダー(飛行記録装置)が既に海底から回収されていることなどから、空自は「事故原因の調査究明は可能」としている。
 現場付近の海底では11月29日に機上整備員の2等空曹(40)、12月4日に機長の3等空佐(42)、7日に副操縦士の3等空佐(46)がそれぞれ発見され、死亡が確認された。救難員の3等空曹(32)の発見には至らなかった。
 空自はこれまでに、海底から機体後部と床部分を引き上げ、機体後部に装着されていたフライトレコーダーの解析を進めている。
 事故は10月17日夕、夜間捜索訓練のため浜松基地を離陸した救難ヘリが約10分後に浜松市沖合約20キロの海上でレーダーから消えた。墜落して沈んだとみられる。これまでの捜索で、墜落現場付近の海上ではヘリのドアやテールローター(後部回転翼)、乗員のものとみられるヘルメット3個などが見つかっている。

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