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富士の化学工場、下層で爆発か 死亡男性、1階で発見

(2017/12/2 08:07)

 富士市厚原の化学工場の4階建てプラントで爆発が起き、1人が死亡、14人が重軽傷を負った事故で、亡くなった男性作業員(64)は1階で発見されたことが1日、富士署への取材で分かった。同署は業務上過失致死傷の疑いも視野に捜査を進める。会社は同日、工場内で記者会見し、プラント下層階で爆発が起きた可能性に言及したが「事故原因は分からない」とした。
 会社によると、プラントではインクを紙に定着させる樹脂を製造。3、4階で熱した松やになどを反応釜の中で加工後、2階で取り出し、冷やして砕き、1階で袋詰めをしていた。トルエンやキシレンなど揮発性物質を使用するのは4階だった。真鍋好輝常務は樹脂を砕いた際の粉じんによる爆発の可能性にも触れたが、「通常は、大きな危険がある場所ではない」とした。
 同日午前8時半ごろの爆発時、プラント内には12人の作業員がいた。1、2階では協力企業(富士市厚原)の従業員の6人が作業していたとみられ、1人が1階で遺体で見つかり、3人が重傷、2人が軽傷を負った。4階でオペレーション業務をしていた会社の6人と、プラントの外で配送業務をしていた3人が軽傷。3階に人はいなかった。
 会社は7月の大規模な設備点検や日常的な点検の際には異常はなかったとしている。近く原因究明のための調査委員会を設置する。
 同署などは2日、爆発があったプラントなどの現場検証を行う。

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