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活き桜えびの販売中止 台風で設備故障 由比港漁協

(2017/11/5 07:53)

 静岡市清水区の由比港漁協は4日までに、生きたままのサクラエビを消費者に届ける商品「活き桜えび」の販売を秋漁(5日~12月25日)の期間中、中止することを決めた。サクラエビを生存させるための設備が先月県内を直撃した台風21号で故障したため。販売担当の同漁協青年部の大石達也部長(46)は「秋漁中の復旧は難しい。来春の再開を目指す」と話している。
 23日早朝の高潮、高波による浸水で、同区の由比漁港にあるサクラエビを生かしておく水槽の水温調節機能が失われた。適した住環境を作るために海水に溶け込ませる微細な泡「ナノバブル」の発生装置も壊れた。
 同漁協は約10年前から、春と秋の漁期中、生きたままのサクラエビを飲食店に販売。大石部長は「最近は固定客が付いていた。残念だが、この状況では仕方がない」と肩を落とした。
 生きたサクラエビは独特な食感と優しい甘みが特徴で、目玉として売り出していた地元飲食店も多い。地方発送も手掛けるすし店の「やましち」(同区蒲原)のおかみ山崎伴子さんは「楽しみにしてくれる人がとても多く、サクラエビの広告塔のような存在。なんとか春には再開してほしい」と願った。

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