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「暴力教師とレッテル」 高校教諭が静岡市提訴

(2017/10/18 08:01)

 生徒の首を絞めるなど暴力的指導をしたとの誤った情報を校長らから全校生徒に吹聴され、精神的苦痛を受けたとして、静岡市内の公立高校に勤務する50代の現職教諭の男性が同市を相手取り、100万円の慰謝料を求め、清水簡裁に提訴していたことが17日までに分かった。
 提訴は8月7日付。すでに同簡裁で初弁論が行われ、市側は請求棄却を求める答弁書を提出、全面的に争う構えを示した。同簡裁は職権で静岡地裁への移送決定をした。
 訴状によると、男性は昨年10月、ホームルーム中に下を向いて話を聞いていなかった男子生徒に対し、髪をつかむなどして指導。その際、もともと体調が悪かった生徒が後ろに倒れ込んだ。
 しかし周囲にいた生徒らから、「(男性が)頭の毛と胸ぐらをつかみ、首を絞めた」と知らされた校長が全教員に全クラスでその通り報告させた上、市教委にも同様の報告をしたため、体罰と認定され、訓告処分となった。
 男性は訴状で「生徒の首付近に触れたのは、倒れそうになったのを支えただけ。暴力ではなく、生徒の頭をかばうためだった」と主張。「『暴力教師』のレッテルを貼られ、深く傷ついた。2カ月間部活の顧問としての活動もできなかった」などと訴えている。
 市教委の担当者は取材に、「答弁書以上のことは答えられない」と述べた。

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