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詐欺被害防止へATM引き出しも制限 静岡県内全信金

(2017/10/11 17:34)

 静岡県内全12信用金庫は11月1日から、多発する高齢者の振り込め詐欺被害を防ぐため、現金自動預払機(ATM)で3年間、1日当たり50万円を超える引き出しをしていない70歳以上の高齢者を対象に、1日当たりのATM引き出し限度額を50万円に設定する。キャッシュカードをだまし取られ、現金を不正に引き出される振り込め詐欺被害が今年に入り、県内で急増していることに対応した措置。
 12信金は今年に入り、ATMを日常的に利用しない70歳以上の顧客を対象に、ATMでの振り込みを制限する振り込め詐欺対策に取り組んでいる。県警によると、都道府県単位で信金が足並みをそろえてATMの引き出しを制限するのは全国で初めてという。
 実施するのは沼津、三島、富士、富士宮、しずおか、静清、焼津、島田、掛川、磐田、浜松、遠州の各信金。12信金は現在、1日当たりのATM引き出し限度額を100万円に設定している。制限対象者は各店舗窓口で申請すれば、本人確認した上で引き出し額を増額できる。
 県警によると、1~9月、県内で発生したキャッシュカードをだまし取る手口の振り込め詐欺被害は59件で、前年同期(13件)の4倍超。カードで不正に引き出された現金は9千万円近くに上る。被害者の約9割が70歳以上という。
 県信用金庫協会の御室健一郎会長は「お客さまには不便を掛けることになるが、お客さまの大切な財産を守るためのもの。ご理解いただきたい」とコメントした。

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