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住人に伐採費請求、棄却 市道に伸びた樹木の枝払い 静岡地裁

(2017/10/6 09:33)

 浜松市南区の民家敷地内から市道上にはみ出た樹木の枝を伐採した費用約40万円について、同市が住人の男性に全額の支払いを求めた訴訟の控訴審判決が5日、静岡地裁であった。細矢郁裁判長は「準委任契約に基づく費用償還債務を負わない」と述べ、全額の支払いを命じた一審浜松簡裁判決を取り消し、請求を棄却した。判決などによると、2010年12月に男性と市が取り交わした「承諾書」と題した書面の取り扱いが主な争点。伐採前、市道上には枝がかぶさり、反対車線の一部も覆っていた。
 一審は「樹木の枝葉が道路上に張り出していることを認める。道路管理者浜松市長が伐採することを承諾する」などとした書面をもって、準委任契約が成立したとした。一方、細矢裁判長は、男性が担当の市職員とのやりとりの中で、伐採費用を負わないことを繰り返し確認し、職員も肯定する返答を行っていたことなどを重視。「承諾書は道路にはみ出した範囲で市が伐採することを受忍した意思表示にすぎない」と指摘した。
 判決を受け浜松市道路保全課の担当者は「判決文を見ていないのでコメントできない」と取材に述べた。

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