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元社長ら2被告有罪 裾野市談合で静岡地裁判決

(2017/9/8 17:00)

 裾野市発注工事の予定価格を市職員から聞き出し、同業者と談合したとして、公契約関係競売入札妨害と談合の罪に問われた同市の建設会社元社長(52)と、元社長の姉で談合罪に問われた同社元役員(57)の判決公判が8日午前、静岡地裁で開かれた。佐藤正信裁判長は元社長に懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)、元社長の姉に罰金200万円(求刑懲役1年2月)を言い渡した。
 佐藤裁判長は元社長に対し「各犯行で重要な役割を果たし、入札制度や公共事業への理解と信頼が害された。市職員との長年の癒着ゆえの犯行といえ、厳しい非難は免れない」と断じ、姉には「談合を完遂するために必要不可欠な工事費内訳書を作成した」と指摘した。
 弁護側が「同業者を全員起訴猶予とし、2人だけ起訴したのは違法」などと談合罪の公訴棄却を求めたことについては、「公訴権を乱用したものとは認められない」と退けた。一方で「2人とも反省の態度を示している。姉は従属的立場だった」と執行猶予と罰金の理由を述べた。
 判決によると、元社長は2013年10~11月に行われた2件の入札で、元裾野市建設管理課長の男性(58)=官製談合防止法違反の罪で有罪判決が確定=から予定価格を聞き、姉とともに他の5社と談合して、不正に落札した。

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