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廃棄物「工期遅れない」 浜松の防潮堤、現場公開

(2017/9/8 08:00)
防潮堤の工事現場から掘り出された大きなコンクリートの塊
防潮堤の工事現場から掘り出された大きなコンクリートの塊
平積みされた一般ごみの中には即席麺の袋や洗剤容器なども=7日午後、浜松市西区舞阪町
平積みされた一般ごみの中には即席麺の袋や洗剤容器なども=7日午後、浜松市西区舞阪町

 静岡県と浜松市が遠州灘沿岸で進めている防潮堤整備事業の舞阪工区(同市西区)で大量の廃棄物が見つかった問題で、県浜松土木事務所は7日、報道陣に現場を公開した。2019年度末とする完成時期への影響について、吉沢雄介次長は「対応は検討中だが、工期が遅れることはない」と強調し、対策をまとめた上で地元に説明すると述べた。
 現場は同市西区舞阪町の市立舞阪中南東の海岸。市舞阪表浜東駐車場跡地付近には、掘り出された大きなコンクリート殻が並んでいた。一辺が1メートルを超え、水回りで使われるような細かいタイルが貼られた塊もあった。
 別の場所では、価格30円と印字された即席麺の袋や、洗剤容器などの一般ごみが平積みになっていた。一部には「47・6」と製造年月とみられる表示も見て取れた。現在は、飛散しないようにブルーシートで覆っているという。
 吉沢次長は「廃棄物がルート上にあるのは想定外」と話した。処理方法は(1)掘り出して処分する(2)流出しない形で現存地に築堤する―などが考えられるという。(2)の場合でも、土砂・セメント混合物(CSG)を使った現行の工法が採用できず、土砂の必要量が増えてコストがかさむ可能性があるという。
 同事務所によると、廃棄物は今年2月、工事に入る準備段階の試掘で見つかり、6月に全体の推定量が判明した。長さ450メートル、幅30メートル、深さ4メートルの範囲に土砂を除く数千立方メートルの廃棄物が埋まっているとみられる。地表から50センチ~1メートルで露出した地点もあるという。

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