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防潮堤舞阪工区に廃棄物 浜松、地中数万立方メートル規模か

(2017/9/7 08:11)
廃棄物が埋設されていた可能性がある防潮堤整備現場・舞阪工区。左は国道1号浜名バイパス=6日午後、浜松市西区(静岡新聞社ヘリ「ジェリコ1号」から)
廃棄物が埋設されていた可能性がある防潮堤整備現場・舞阪工区。左は国道1号浜名バイパス=6日午後、浜松市西区(静岡新聞社ヘリ「ジェリコ1号」から)
廃棄物が埋設されていた可能性がある防潮堤整備現場・舞阪工区
廃棄物が埋設されていた可能性がある防潮堤整備現場・舞阪工区

 静岡県と浜松市が遠州灘沿岸で進めている防潮堤整備で、同市西区舞阪町の工事現場の地中に大量の廃棄物が埋まっている可能性が高いことが6日までに分かった。廃棄物は数十年前に埋設されたごみとみられる。県と同市は廃棄物の状況や規模の確認を急ぎ、対応方針や費用負担について協議する。
 廃棄物が埋まっているとみられるのは、全長17・5キロの防潮堤整備区間のうち最も西側の「舞阪工区」(4・6キロ)で、国道1号浜名バイパスの南側。現場で試掘して廃棄物の把握を進めていて、相当量が埋設されていることが推察される状況という。毒性はないとみられる。数万立方メートル規模に上る可能性があり、状況によっては数億~十数億円の処理費用がかかる可能性がある。
 現場は海岸法で定められた海岸保全区域。廃棄物埋設の経緯を記した書類の所在は確認できていないもよう。関係機関の調整や処理に時間がかかった場合、2019年度末とする防潮堤の完成工期が再度遅れる可能性もある。
 地元関係者は、全国各地でごみ処理が社会問題化した高度成長期に「旧浜名3町村(雄踏町、舞阪町、可美村)も一般ごみの処理が難航していた。当時、海岸に埋め立てていた可能性がある」と話した。
 遠州灘沿岸の防潮堤は一条工務店グループが県に寄付した300億円を原資に、浜名湖の今切口から天竜川河口まで整備する計画で13年度着工。17年度末までを予定していた工期は、土砂調達の問題などにより19年度末までと見直されていた。

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