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運転手「スマホ見ていた」 新東名多重事故、重体の女性死亡

(2017/8/4 06:26)
乗用車に衝突するなど6台関連の玉突き事故を起こした大型トラック(右)=3日午前11時半ごろ、島田市大草の新東名高速道上り大草トンネル(静岡県警提供)
乗用車に衝突するなど6台関連の玉突き事故を起こした大型トラック(右)=3日午前11時半ごろ、島田市大草の新東名高速道上り大草トンネル(静岡県警提供)

 島田市大草の新東名高速道上りの大草トンネル内で発生した多重事故で、最初に追突事故を起こし、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで逮捕された大型トラックの運転手(52)=広島県府中町=は「スマートフォンを見ていた」と話していることが3日、静岡県警への取材で分かった。県警高速隊は容疑者の脇見運転が事故の原因とみて調べている。
 容疑者の大型トラックに追突され、重体となっていた大型バイクの会社員(51)=愛知県豊川市東名町=は搬送先の病院で死亡が確認された。同隊は容疑者の容疑を過失致死に切り替えて調べる。
 同隊によると、事故は3日午前10時10分ごろ発生した。容疑者の大型トラックが大型バイクに追突したのをきっかけに、別の大型トラックや乗用車など計6台が絡む玉突き事故になった。死亡した会社員のほかに7人が軽傷を負った。
 さらに事故の約5分後、100メートル後方の同じトンネル内で3台が絡む別の玉突き事故が発生し、3人が軽傷を負った。
 中日本高速道路によると、事故現場付近では3日午前7時40分ごろから約8キロにわたり、トンネル設備の点検、清掃のため追い越し車線の通行を規制した上で、走行車線の最高速度を時速50キロに制限していた。このため車両間隔が狭く、混雑した状況だったとみられる。
 事故の影響で上り島田金谷-藤枝岡部インターチェンジ(IC)間は約4時間半にわたり通行止めになった。
   
 ■携帯起因事故 後絶たず 静岡県警、お盆渋滞警戒
 静岡県警交通企画課によると、県内で今年1~5月に携帯電話の使用が原因とみられる脇見運転事故は40件(前年同期比2件減)あり、うち1件は歩行者を死亡させる事故だった。運転中に携帯電話やカーナビの画面を注視したり、携帯電話を手に持って通話したりすることは道交法で禁じられているが、違反は後を絶たない。8月はお盆期間を中心に交通量の集中に伴う渋滞が発生しやすく、県警の担当者は「ちょっとした脇見が重大事故につながる」と警戒を強めている。
 一方、新東名高速道ではトンネル内の事故が相次ぎ、多重事故も目立つ。県警の交通年鑑によると、2016年は上下線で23件の事故があり、東名の3件を大幅に上回った。4月に掛川市の平島トンネル内で乗用車14台が、8月には静岡市清水区の小河内トンネル内で乗用車など11台が絡む事故があった。

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