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音楽教室にも著作権使用料? 静岡県内、徴収に反対署名

(2017/4/18 08:11)
音楽教室での電子オルガンのレッスン。著作権使用料徴収の方針に疑問の声が上がる=10日、浜松市中区
音楽教室での電子オルガンのレッスン。著作権使用料徴収の方針に疑問の声が上がる=10日、浜松市中区

 楽曲の著作権を管理する日本音楽著作権協会(JASRAC)が示した音楽教室からの著作権使用料徴収の方針に、県内の関係者から反発の声が上がっている。教室を運営する企業・団体などで結成した「音楽教育を守る会」が3月末から、「音楽愛好家や演奏人口の減少につながる」などとして反対の署名活動を展開中。一方、JASRACは2018年1月の徴収開始に向け、準備を進める姿勢を変えていない。
 「先生は教室でリサイタルを開くのではなく、人を育てるために演奏している。そこに使用料がかかるのは悲しい」。小学生の娘に電子オルガンを習わせる女性(41)=浜松市中区=はそう話す。
 JASRACが徴収の根拠に挙げるのは著作権法の「演奏権」。営利目的の教室での楽曲の演奏利用には、著作権使用料が発生するとの解釈だ。発表から一定期間が過ぎて著作権が切れた楽曲は対象にならない。
 同市内で教室を運営する楽器店経営者は「『この曲はお金がかかるから』と教えない楽曲が生じるかもしれない。音楽の普及や振興にはつながらない」と反対姿勢を示す。
 JASRAC側の姿勢が「一方的」との受け止めもある。別の楽器店経営者は「使用料を徴収した後、作曲家にどう分配しているのかがよく分からない」と疑問を投げ掛ける。仮に徴収が始まれば、レッスン料に付加する形になるという。

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