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メガフロート 東電が処分へ 清水港から移送 原発事故で活用

(2017/3/19 07:35)
福島第1原発の港湾内に係留されたメガフロート=2011年5月(東京電力提供)
福島第1原発の港湾内に係留されたメガフロート=2011年5月(東京電力提供)

 東京電力は、福島第1原発事故で発生した汚染水の保管に活用し、港湾内に係留中の人工浮島「メガフロート」を、2019年中に処分する方針だ。津波で流される恐れがあるほか、今年2月には内部の壁や床に亀裂も見つかり、対応が急務となっている。
 メガフロートは全長約136メートル、幅約46メートル、高さ約3メートル。静岡市の清水港で釣り場に使われていたが、事故で増え続ける汚染水保管の「切り札」として東電が同市から無償貸与を受け、11年5月、第1原発の港湾内に移された。
 東電はその後、約5億円で譲り受け、5、6号機のタービン建屋地下に流入した津波の海水などでできた低濃度の汚染水約8千トンを保管。12年12月までに地上のタンクに移送した。
 移送後は、船体のバランスを取るため、付近の川などから集めた水を入れ、港湾内に係留し続けている。再び東日本大震災並みの大津波に襲われた場合、漂流物となって施設に衝突するなどの恐れが指摘されており、東電はメガフロートを解体するか、港湾内に沈めるかの方法で処分することを検討している。

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