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県外誘い出し急増 17年のおれおれ詐欺 静岡県

(2017/3/15 07:53)
誘い出しの手口のおれおれ詐欺のイメージ
誘い出しの手口のおれおれ詐欺のイメージ

 今年に入り、静岡県内在住者を東京や神奈川まで誘い出し、現金をだまし取る手口のおれおれ詐欺被害が急増している。14日までの静岡県警のまとめで分かった。県警によると、昨年までは被害者宅周辺に現金を受け取りに来る手口が主流だったが、犯人側が捜査を警戒し、土地勘のある首都圏を現金の受け渡し場所にしているとみられる。
 県警生活安全企画課によると、今年1、2月に発生したおれおれ詐欺被害34件のうち14件(41%)が誘い出しの手口だった。14件の被害総額は4490万円で、おれおれ詐欺被害全体の約8割を占めた。被害者は県東部の高齢者が多かった。
 2016年の県内のおれおれ詐欺被害は170件で、このうち誘い出しの手口は22件(13%)。被害者宅や周辺に現金を受け取りに来る手口が多かった。昨年12月から誘い出しの手口が増え始めたという。
 県警は「だまされたふり作戦」による詐欺グループの現金受け取り役「受け子」や見張り役の摘発に力を入れ、16年は前年の約2倍の40人を摘発した。担当者は「首都圏を拠点にする詐欺グループが多く、自分たちのテリトリーで被害者と接触した方が摘発のリスクが低いと考えているのではないか」と指摘。「県外でも積極的に捜査を展開し、摘発に努める」と話している。

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