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「全ての工事で談合」と建設会社元社長 裾野の事件

(2017/2/17 17:11)

 裾野市発注工事の予定価格を職員から聞き出し、同業者と談合したとして、公契約関係競売入札妨害と談合の罪に問われた建設会社元社長の男(52)、談合罪に問われた同社元役員の女(56)両被告の公判が17日、静岡地裁(佐藤正信裁判長)であり、元社長の被告は被告人質問で市工事の入札の実態について「自社が参加した全部の入札で談合があった。談合のない入札は記憶にない」と証言した。
 元社長の被告は「市が下水道工事の入札を始めた約20年前、Aランクの指名業者6社で落札の順番を決め、ずっとその順番の通りに談合して落札していた」と述べた。理由について「自由競争で不調に終わるケースが続くと市に迷惑が掛かるし、他地区の業者が指名業者に加わる事態になりかねない」とした。
 さらに、「下水道は時間がかかるので積極的に取りたい工事ではなかった。順番で仕方なく、という思いから積算より高く見積もった価格で談合し、落札したこともあった」と落札率が高くなっていた背景を説明した。道路など他の工種で複数の社が落札を希望した場合は「残りの社による裁定で決めていた。決裂して自由競争になることはありえなかった」とも明かした。

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