欧州で新型加速器構想を発表 2040年の実験開始目指す
(2019/1/16 10:00)-
【ワシントン共同】欧州合同原子核研究所(CERN)は15日、1周100キロの新たな円形加速器の建設構想を発表した。宇宙の始まりを再現する実験施設で、建設地はスイス・フランス国境近くにある運用中の円形加速器LHC(1周27キロ)の近くを想定。2040年の実験開始を目指す。
LHCでは12年、物質に質量を与える基本的な粒子のヒッグス粒子が発見された。「FCC」と呼ばれる新型加速器の大きさはこれをはるかに上回るが、少なくとも90億ユーロ(約1兆1200億円)が必要とされる。専門家らが2年かけて実現可能性を探る。
科学・環境の記事一覧
- 茨城・東海第2再稼働で厳しい声 30キロ圏説明会が水戸で終了(2019/2/17 19:27)
- 原発避難者、復興相と面会 医療費免除打ち切りに不安(2019/2/17 18:14)
- 海のプラごみ対策、条約検討を 国連専門家グループが勧告(2019/2/16 08:32)
- 原電、8市町と協定締結 再稼働の意見権限を拡大(2019/2/15 18:41)
- 理研、次世代スパコン名称募集 京の後継機(2019/2/15 17:25)
- はやぶさ2、小惑星着陸へ 3億kmのかなた、誤差3m(2019/2/15 16:45)
- NASA新宇宙基地と月面を往復 2028年に飛行士着陸へ(2019/2/15 09:40)
- WHO、国際基準作成へ ゲノム編集、来月に諮問委(2019/2/15 06:29)
- 福島第1、形状多様な燃料デブリ 東電が調査の動画公開(2019/2/14 19:24)
- イルカ追い込み漁停止求め県提訴 環境保護団体、和歌山(2019/2/14 17:24)