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川勝氏決断 自民は構想瓦解 細野氏、不出馬明言 静岡県知事選

(2017/4/21 07:45)
知事選に関し、記者団の質問に答える川勝平太知事=20日午後4時ごろ、県庁
知事選に関し、記者団の質問に答える川勝平太知事=20日午後4時ごろ、県庁

 告示まで残り50日を切っても立候補表明者が皆無だった6月の知事選は20日、川勝平太知事(68)が3選出馬の意向を複数の関係者に伝える一方、一部に擁立構想があった民進党の細野豪志氏(45)=衆院静岡5区=が出馬見送りを決めたことが分かり、水面下の動きが一気に浮上した。2氏の“決断”の背景には、19日夜から20日未明にかけて秘密裏に行われた二つの会談があった。
 一つ目の会談は19日午後6時すぎ、静岡市葵区の繁華街にあるビル内。県庁での公務を終えた川勝知事の会談相手は、県内政財界に強い影響力を持つスズキの鈴木修会長だった。
 川勝知事は20日、県庁内での記者団の取材に会談自体は認めたが、「『私の態度を定例会見までに決めます』と約束した。それ以上でもそれ以下でもない」と詳しい内容を明かさなかった。その上で、「これまでの8年近くを振り返り、県政をどう総括し、今後をどう考えるか、整理した上で発表したい」と述べ、25日の定例記者会見で自らの進退を表明する考えを示した。
 川勝知事との会談後、鈴木会長は浜松市に戻り、もう一つの会談に臨んだ。相手は細野氏。話し合いは日をまたぎ、20日未明に及んだ。明けて20日朝の知事公舎前。川勝知事は記者団の問い掛けに、これまでとはやや異なるニュアンスの言葉を繰り出した。「自民党が(候補者を)出せない。一人も(候補者が)いない。どうするか考えている」
 一方の細野氏は20日午後、都内で記者団に「従来通り川勝氏を支持する」と述べ、自らの出馬はないことを明言。鈴木会長との未明の会談には触れないままだった。候補者擁立が難航する自民党県連が模索していた「細野氏が出馬なら支援」の構想が瓦解(がかい)した瞬間だった。
 自民党県連の宮沢正美幹事長は20日夕、記者団に「オール静岡で県政の流れを変えようという方針は変わらない」と、硬い表情でこれまでと同様の説明を繰り返した。
 知事選では、共産党県委員会が候補者擁立を模索している。

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