静岡新聞NEWS

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

賀茂5市町で首長交代 新リーダーに期待、行政継続に課題も

(2017/12/4 10:28)

 3日投開票され、新人の長嶋精一氏(67)が初当選を決めた松崎町長選。同町を含む賀茂地域6市町のうち5市町で、直近の選挙で市町長が交代した。急速な過疎化に直面し、地域に閉塞感が漂う中、有権者が新しいリーダーに地方創生のかじ取り役を託す流れが続く。一方で、行政の「継続性」の面で課題を指摘する声も聞かれる。
 松崎町長選は現職の斎藤文彦氏(69)が引退を決め、新人3人の争いとなった。医療・福祉政策を基準に票を投じたという男性(73)は「町内に大きな医療機関がない。少子化だけでなく、高齢者への対応も課題。新しい視点と行動力で改善してほしい」と新町長に期待を寄せた。
 近隣の下田市と西伊豆、南伊豆、河津町では2016~17年の市町長選で、現職や前職が新人との一騎打ちに敗れた。賀茂地域の多選は、現在3期目で18年3月に改選を迎える東伊豆町の太田長八氏(66)が唯一となる。
 高齢化率が4割を超え、人口減対策や経済活性化策が急務な賀茂地域で、5市町では1~2期で首長が交代した。このうち下田市は市役所建て替え、南伊豆町は地熱発電開発、河津町は複合施設事業が選挙戦に影響した。大型事業を巡る説明責任が問われ、新市町長誕生を経ていずれも見直しが決まった。
 賀茂地域の議長経験者の現職議員は「選挙結果が民意だが、行政トップが頻繁に代わると、まちづくりに影響する」と指摘する。新しい市町長に、「腰を据えて施策を推進できるよう円滑に行政運営してほしい」と話す。

静岡県内市長選・町長選の記事一覧

ニュースアクセスランキング

  • 読み込み中です・・・
静岡新聞データベース

SBSテレビチャンネル

YouTube
こどもみらいプロジェクト「おやこアットエス」
静岡新聞SBSスクープ投稿
静岡新聞モバイルサイト