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河津町長選、対立構図再び 町民、建設的議論を期待

(2017/11/22 07:54)
河津町長選の出陣式で気勢を上げる支援者ら。約7年半ぶりの選挙戦に突入した=21日午前、同町内
河津町長選の出陣式で気勢を上げる支援者ら。約7年半ぶりの選挙戦に突入した=21日午前、同町内

 21日告示の出直し河津町長選は2010年4月以来、約7年半ぶりの選挙戦に突入した。前職の相馬宏行氏(57)と、新人で元副町長の岸重宏氏(67)による対立の構図は、相馬氏の解職請求(リコール)の賛否が問われた10月の住民投票と重なる。過去の町長選を引きずる様相に、住民からは「町政を前に進めてほしい」と建設的な議論を望む声が上がっている。
 岸氏はリコール運動の住民グループ事務局長。運動をともにした町議5人や、副町長時代の町長だった桜井泰次氏(83)らが支援する。相馬氏と過去の町長選で争った桜井氏は、運動の発端になった複合施設の建設計画を巡る相馬氏の対応を批判。「町民の声を聞ける岸氏を全面的に応援する」と話す。
 一方の相馬氏は「住民投票の結果を受け止める」として、複合施設計画を白紙撤回。計画に賛成した町議5人の出馬要請を受け、再起を図る。相馬氏の出陣式に出席した女性(75)は「リコール運動時から親類間や隣近所でも意見が割れている。相馬氏の若い力で沈静化してほしい」と訴える。
 町内では相馬氏の失職後、新年度予算案の編成期に町長不在が続く。元町職員の男性は「少子高齢化、人口減少で町政の課題は多い。一刻も早く混迷に終止符を打つべきだ」と語気を強める。複合施設は争点から消えたが、結婚を機に移住した主婦(36)は「町内にここまで子供が少ないとは思わなかった。子育て世代が増える施策を」と望む。
 同町笹原の男性(68)はリコール運動時に、相馬氏と住民グループに冷静な対応を呼び掛けてきた。「人口減対策や子育て支援など政策を争い、町民に目を向けた町政を担ってほしい」と期待する。

【更新終了】静岡県内市長選・町長選の記事一覧

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