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富士市と常葉大、跡地年内返還で合意 スポーツ拠点形成へ前進

(2018/11/14 07:41)
2018年末までに富士市に土地が返還される見通しとなった常葉大富士の跡地=7日午後、富士市内(静岡新聞社ヘリ「ジェリコ1号」から)
2018年末までに富士市に土地が返還される見通しとなった常葉大富士の跡地=7日午後、富士市内(静岡新聞社ヘリ「ジェリコ1号」から)
常葉大富士跡地
常葉大富士跡地

 静岡市駿河区に4月に移転した富士市の常葉大富士の跡地について、常葉大が開校時に富士市から無償提供された土地を年内に返還することで両者が合意したことが13日、関係者への取材で分かった。市は返還後に跡地を民間企業に貸与し、合宿ができる宿泊施設などを備えたスポーツ拠点の形成を図る見通し。移転決定から2年半以上続く市の懸案事項がようやく動きだす。
 常葉大富士の跡地周辺は水泳場や陸上競技場などが集積し、市は「スポーツウェルネス交流ゾーン」として位置付けている。当初は常葉大富士に隣接する市有地に民間宿泊施設の誘致を計画していたが、キャンパス跡地に整備されれば、市有地は新設予定の市総合体育館用地に充てることも可能。ゾーン形成に向けて大きく前進しそうだ。
 市はこれまで、跡地の活用方法はスポーツによる地域の活性化を念頭に、宿泊や食事、会議などが行える施設への転用を大学側に要望してきた。関係者によると、常葉大は土地の返還と併せ、市の意向に沿う事業提案をした民間企業に校舎などの建物を売却するとみられる。方向性を定める期限は12月下旬に設定する見込み。
 市は市議会11月定例会に関連議案を提出する見通し。建物売却先の企業が決まれば、土地の貸与について協議に入るとみられる。
 常葉大富士跡地の広さは約3万4千平方メートル。大学側は取得を目指す民間企業と直接交渉していたが、難航していた。小長井義正市長は4月の定例記者会見で「解決策を見いだしたい」と述べ、仲介役として事態打開に乗り出す姿勢を示していた。

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