静岡新聞NEWS

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

太陽光発電で新規定 静岡県、環境アセス対象拡大

(2018/9/1 08:10)

 県は31日、県環境影響評価(アセスメント)条例の施行規則を改正し、太陽光発電所設置事業のうち、環境アセスを義務づける対象の範囲を広げた。森林伐採区域を新たに規定し、無秩序な開発による自然や景観の破壊を防ぐ。2019年3月1日に施行する。
 規則はこれまで、太陽光発電所の設置事業を「工業団地の造成」に区分し、環境アセスの対象となるのは造成面積50ヘクタール以上と規定していた。今回の改正で、太陽光発電所設置を「発電所の建設」に区分し、敷地面積50ヘクタール以上か森林伐採区域20ヘクタール以上の場合は環境アセスが必須とした。敷地面積が20ヘクタール以上50ヘクタール未満の事業は個別判断だが、市町の意向を確認しなくてはいけない。
 県によると、近年、森林を伐採した山の斜面に太陽光パネルを設置するなど、土地造成を伴わない施工例が増加。環境アセスの“抜け穴”を通るようなケースが見られるとして改正に踏み切った。
 住民の反対運動が起きている伊東市のメガソーラー建設計画は、従来の条例規則が適用され、土地造成面積47ヘクタールで環境アセスの対象外。仮に改正後の規則が適用された場合は敷地面積が50ヘクタールを超えているため、環境アセスの対象になっていたという。
 県生活環境課の担当者は規則改正について「太陽光発電を規制するのではなく、環境に配慮したメガソーラー事業を推進してもらうのが目的」と説明している。

静岡政治の記事一覧

ニュースアクセスランキング

  • 読み込み中です・・・
静岡新聞データベース

SBSテレビチャンネル

YouTube
こどもみらいプロジェクト「おやこアットエス」
静岡新聞SBSスクープ投稿
静岡新聞モバイルサイト