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静岡市の水道管、83年以内に更新 200年から短縮

(2018/8/24 07:47)

 老朽化した水道管の更新が遅れている静岡市は、全ての水道管の更新を設置から83年以内に完了する方針を固めた。23日、関係者への取材で分かった。過去5年間の更新ペースは年間13キロメートルで、完了させるのに200年かかる見通しだった。更新ペースを年間31キロメートルに引き上げることを策定中の上下水道事業経営戦略に盛り込む。
 更新に要する事業費は19年度から12年間で396億円と試算していたが、新たな更新ペースだと183億円多い579億円となる。水道料金の値上げは必至とみられ、市は19年度から料金改定の議論を行う検討に入った。
 新たな更新期限の「83年」は、市が15年度から実施した水道管付近の土壌調査で算出した。水道管の法定耐用年数は40年だが、腐食には水道管付近の土壌が関係する。土壌調査の結果、市内水道管の平均寿命が83年であることが分かり、更新の目安とした。
 同市の水道管の更新は全国自治体に比べ、遅れている。市内水道管の総延長は約2600キロメートル。年間更新率は0・25%(16年度)で、全国自治体平均の0・76%を大きく下回る。
 全国的なインフラ設備の老朽化を受け、総務省は全国の公営企業に対し、20年度までに持続可能な収支予測などを盛り込んだ経営戦略を策定するよう求めている。市は18年度中に、19年度から12年間の経営戦略を策定する方針。

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