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新東名の静岡県内6車線化 国土交通省が事業許可

(2018/8/11 07:12)

 国土交通省は10日、新東名高速道の御殿場ジャンクション(JCT)から浜松いなさJCT間の静岡県内145キロ区間について、暫定4車線を6車線に変更するよう求めた中日本高速道路の申請を認め、事業を許可した。県内区間は2020年夏以降、順次拡幅される見通し。6車線化に伴い、自動運転によるトラックの隊列走行が円滑に導入できる見込みで、環境整備が一歩進んだ形になった。
 145キロのうち暫定4車線区間は61%に当たる89キロで、この区間を拡幅する。ラバーポールの撤去や舗装の変更、標識の移設などで比較的簡単に6車線化できる区間が大半を占めるが、のり面の切り崩しが必要な区間も5%程度あるという。
 中日本高速道路は今後、工事の発注手続きを進め、対応が可能な区間から順次6車線に拡幅していく方針。早い区間では2年後に工事が完了するという。事業費は900億円を見込み、これまでの高速道路の料金収入などを充てる。
 国交省は首都圏と中京圏、近畿圏の三大都市圏をつなぐ新東名や新名神高速道を「物流の基軸」と位置付けている。中日本高速道路は、県内区間以外の新東名と新名神でも6車線化の費用などについて調査を始める。
 政府は6月に閣議決定した成長戦略「未来投資戦略」で、ダブル連結トラックやトラック隊列走行を見据えた新東名と新名神の6車線化を明記した。経済財政運営の指針「骨太方針」でも、高速道路でのトラック隊列走行を早ければ22年に商業化するとした。

 ■知事「早期完成を期待」
 国土交通省が中日本高速道路による新東名高速道路の6車線化事業を許可したことを受け、川勝平太知事は10日、「大変感謝している。6車線化は物流の効率化に加え、高波などによる東名の通行止めの際も対応可能な道路ネットワークが確保されることになる。早期の完成を期待したい」とのコメントを発表した。
 

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