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「豪快で繊細」「先見の明」 斉藤元知事死去、関係者しのぶ声

(2018/8/10 07:08)
県内の社会基盤整備に尽力した故斉藤滋与史元知事(中央)=1990年10月、旧大東町(現掛川市)
県内の社会基盤整備に尽力した故斉藤滋与史元知事(中央)=1990年10月、旧大東町(現掛川市)

 斉藤滋与史(さいとう・しげよし)元知事の死去を受け、在職当時を知る関係者らは9日、「豪快で繊細」「先見の明があった」などと故人をしのぶとともに、魅力的な人柄や功績をたたえた。
 秘書課長などとして斉藤氏を支えた吉岡徹郎さん(76)は「豪快でいて繊細。厳しいところもあったが、気遣いが細やかで皆に慕われた」と人となりを語った。数日前に入院先を見舞い「まだまだ大丈夫と思ったが、100歳を迎えた朝に生涯を終えるとはあの人らしい」と述べた。知事就任から秘書として仕えた元副知事鈴木雅近さん(75)は「秘書の何たるかから勉強させてもらった。豊富な経験を持ち県政に精通していた」としのんだ。
 斉藤氏の後継を担い、静岡空港建設などを引き継いだ石川嘉延さん(77)は「斉藤氏は30年、50年後を見通す先見の明があった。さまざまな大規模プロジェクトの着地点が見えた段階で職務を引き受けさせてもらい、幸運だった」と話した。川勝平太知事は数々の功績を挙げ「斉藤知事がまいた種の多くが実を結び、県民がその成果を享受している」とのコメントを出した。
 自民党県連会長で国土交通副大臣の牧野京夫参院議員(静岡選挙区)はテレビ局記者だった当時、斉藤知事を取材。「『道路は福祉だ』とよく言われた。その言葉が今、副大臣として生きている」と指摘。自民党の望月義夫衆院議員(静岡4区)は「新東名高速道や中部横断自動車道の建設に先鞭(せんべん)を付けた。庶民の気持ちをよく理解する、党人派の力強い政治家だった」と振り返った。

 ■27日に告別式
 斉藤滋与史元知事の告別式は27日午後1時半から富士市青島200の1のJA富士市やすらぎ会館で。喪主は養子の斗志二(としつぐ)氏。

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