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天竜厚生会、定年65歳に 福祉分野の人材確保へ

(2018/8/5 07:32)

 社会福祉法人・学校法人天竜厚生会(本部・浜松市天竜区)は2019年4月から、人手不足に対応する手段として、全ての正職員を対象に定年を現行の60歳から65歳に延長する制度を導入する。ベテラン職員の経験や専門性を最大限に生かす。同法人によると、定年を延長している小規模な社会福祉法人や施設単位の導入はあるが、規模の大きい社会福祉法人がグループ全体として一斉に定年延長に踏み切るのは全国的にも珍しいという。
 事務員やソーシャルワーカー、保育士、看護師など全ての職種を対象にする。現在も継続雇用制度により65歳まで働くことができるが、給与水準は60歳時の7割程度に下がっていた。定年延長後は60歳時点の月額給与を維持し、賞与のみ半減させる。管理職も希望者はそのまま役職にとどまることができる。給与水準を保ったまま65歳まで働ける点を新卒、中途人材の確保にもつなげたい考え。人件費は増えるが、それを上回る効果があると判断した。
 同法人の職員は約2400人で、正職員は1100人に上る。同法人は浜松市内を中心に障害者支援施設や特別養護老人ホーム、医療施設、認定こども園などを運営している。
 同法人の担当者は「離職率の改善につながり、天竜厚生会の理念や社会福祉の考え方を身に付けたベテラン職員が活躍することは利用者や社会の役に立つはず」と話す。

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