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「湧水全量、大井川水系へ」 利水協初会合、県が要求方針確認

(2018/8/3 07:41)

 JR東海のリニア中央新幹線南アルプストンネル工事に伴う大井川の流量減少問題で、静岡県は2日、流域8市2町、11の利水団体と共に発足させた大井川利水関係協議会の初会合で、同社に対して「トンネル湧水の全量を大井川水系に戻すこと」を求める方針を改めて確認した。
 初会合で、県がJR側に対して主張する内容の案を示した。今後、協議して詰める。同社がトンネル工事による河川流量の減少分を特定し、大井川に戻すことを提案しているのに対し、協議会として「トンネル工事による河川流量への影響の程度を計測や解析によって特定するのは不可能」と指摘する方針。
 ただ、仮にJR側が「社会的に理解可能で、河川流量への影響を特定でき、その影響を回避できる方策を提示できる」なら、その方策を認めるとの内容も盛り込んだ。
 県は、JR東海から7月23日に(1)準備工としてリニア工事にかかる工事用道路(林道補修)や作業員宿舎の建設に着手したい(2)工事用道路や作業員宿舎の環境影響評価手続きの事後調査報告書と自然環境保全協定の手続きについて確認したい-との申し出があったことも報告した。
 県は「水に関することは譲れないが、準備工で水への影響がないことや環境への影響が小さいものは本体工事とは切り離して考えている」と説明。JR東海に詳細を確認後、協議会に諮るとした。

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