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三保松原のクロマツ古木、伐採作業を開始 静岡市

(2018/8/2 07:56)
幹の中心が腐って倒伏の危険があった松=1日午前、静岡市清水区の三保松原
幹の中心が腐って倒伏の危険があった松=1日午前、静岡市清水区の三保松原

 静岡市は1日、世界遺産富士山の構成資産の一つ、三保松原(同市清水区)の「神の道」に植えられているクロマツの古木の伐採作業を始めた。先月25日に開かれた三保松原保全実行委で、倒伏の危険性が非常に高いと判断された5本が対象。伐採後は近くの海岸に自生するクロマツを2、3年かけて移植し、景観の回復を図る。
 「神の道」は「羽衣の松」と御穂神社を結ぶ約500メートルの松並木道。6月の樹木診断の結果、約300本の松のうち、健全材の厚さが幹全体の30%未満の松が5本あることが分かり、同委員会は伐採を決定した。
 作業員らはロープで固定した松の枝を払い、幹を上から順に切った。伐採された松の向かいに住む男性(62)は「台風のたびに家に倒れてこないか不安だった。やってもらって助かった」と胸をなで下ろした。
 市文化財課の担当者は「歴史ある松を切るのは誠に残念。世界中からお客さんが訪れるなか、安全を優先したやむを得ない判断」と話した。
 市は、3日ごろをめどに5本全ての伐採を終える予定。

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