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登山者混雑緩和へ指標 静岡県など導入、富士宮口1日2千人

(2018/7/31 08:01)
富士登山者の混雑緩和に向けた管理指標
富士登山者の混雑緩和に向けた管理指標

 静岡、山梨両県は今夏から、世界遺産富士山の来訪者管理戦略の一環として、週末やお盆に集中する登山者の混雑緩和に向けた管理指標を導入した。著しい混雑が発生する登山者数を富士宮口で1日2千人、山梨・吉田口で1日4千人と設定。この基準を超える日を2019年に富士宮口で2日以下、吉田口で3日以下にする目標を立てている。
 両県は15~17年の登山者動態調査を基に、登山者密度が1平方メートル当たり1・25人以上の場所が山頂付近の複数箇所で発生し、登山者同士が接触して転倒する危険性が高まる状態を「著しい混雑」と定義した。須走口と御殿場口は目立った混雑が発生していないとして、指標を設定していない。
 静岡県富士山世界遺産課によると、富士宮口で1日当たりの登山者数が2千人を超えた日は、15年夏が3日、16年夏が2日、17年夏が4日だった。同課は昨夏から混雑予想カレンダーを周知・啓発し、混雑する日と時間帯を回避するよう登山者に呼び掛けている。
 一方で、混雑予想カレンダーを見て登山予定を変更するかどうかは登山者の判断に委ねられる。また、両県が17年夏、約2700人の登山者を対象に実施した意識調査で、全体の69・5%がカレンダーを「見ていない」と答え、認知度の向上が課題になっている。

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